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こんにちは！
サラリーマン福業家のMaximaです。
きょうは3つの「フクギョウ」についてお話しします。
ふだんパソコンを使うときに「ATOK」という日本語入力システムを使っているのですが、「フクギョウ」と打つと、4つの漢字が出てきます。
(1) 副業
(2) 複業
(3) 福業
(4) 復業
(4)の復業は、仕事に復帰することなので明らかに意味が違いますが、(1)から(3)のフクギョウも、やっぱり込められた意味は違います。
(1) 副業
このフクギョウは、サイドビジネスですね。
本業が他にあって、家計の足しにするとか、片手間でやっているとか、周囲に流されているような主体性がないイメージがつきまといます。
(2) 複業
この「フクギョウ」で、代表的なのは「パラレルキャリア」でしょうか。
1つの仕事だけをするのではなく、同時に複数の仕事をやっていく形です。
「パラレルキャリア」は、パラレル（並行）で仕事をしていく意味です。
「複業」は、「副業」よりも、ひとつひとつの仕事を自分の本業に位置付けて、しっかりと関わっていくイメージがあります。
「副業」は、どこか「やらされ感」が漂いますが、「複業」は、自分の人生の中に位置付けて、積極的に第2・第3の仕事を選び取っていこうという姿勢を感じられます。
どうせやるなら、姿勢として「副業」よりも「複業」をオススメしたいですね。私は。
(3) 福業
他の「フクギョウ」と大きな違いは、「他者を意識する」視点が入っているかどうかじゃないかと考えています。
「お金を稼ぎたい」「収入を増やしたい」「スキルアップしたい」「自分を成長させたい」
どれも大事なことです。
でも、自分の都合とか、エゴとかだけだ達成しても味気なくて、小さい世界だけで終わってしまうことが多いです。
それに、私の経験では、自分の都合だけでやることは達成もしにくいです。
たとえば、ビジネスセミナーで知り合ったある人は、それ以来、頻繁に連絡をしてきて。
仲良くなったと思ったら、ネットワークビジネスを勧めてきて「Win-Win」だと言ってきました。
また別の人は、懇親会に誘う体（てい）で、実際には自分が経営するサロンで、血液から健康診断ができると誘導してきました。
確かに、その人にとっては「いいもの」を売ろうとしているのかもしれませんが、なんか、利用されている感じで嫌な気持ちになりました。
もちろん、私がそれを求めているのならよかったのかもしれませんが、そうじゃなかったので。
話が少しそれてしまいました。
私が尊敬する知人は、ある商品を扱うネットショップを運営しようというところから始めました。
同じ目標をもつ人たちに呼びかけて勉強会を重ねて、惜しげもなくノウハウを共有していきました。
そして、ネットショップが軌道に乗った頃、全国に散らばっている仲間と連携して在庫を一元管理し、スピード発送ができる仕組みを作られました。
自分自身も、同じ志を持つ仲間も、お客さんも喜ばせる仕組みが出来上がったわけです。
素敵だな～。大きい人だな～ってシビレます。
この視点は、本業でも副業でも、複業でも大事なことだと思います。
これこそが「福業」だと思います。
こんな感じで、「複業」でも「福業」を目指すのって、素敵だと思いませんか？
さいごに
今回は、3つの「フクギョウ」の違いについて考えてみました。
じつは、誰がどんな意味で使っているのかを調べたわけではなくて、ここで書いたのは私なりの理解です。
でも、たぶん世間で言われていることと、そんなに遠くないんじゃないかと思っています。
やらされ感のある「副業」から、人生の意味を主体的に見いだして積極的に進める「複業」へ。
さらには、自分自身も、周囲の人も幸せにしていける、もっと大きな「福業」へ。
あなたも「福業」を目指してみませんか？
